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おぬしもひまよのう

大聖の概要と対策(Ver.5.34B現在)

はじめに

昨日一昨日とサンドと吉備津の記事を書きましたが、スキルの説明等詳細がwikiなどに載っているものに関しては極力省略してその分できるだけ考察や対策などを充実させたいと思います。

という訳で今回は大聖についての記事です。

 

・大聖

美猴のアナザーキャスト。

たびたび強い環境はあったがここ最近は少し厳しい環境が続いた。しかし先日の新規アシスト追加で遂に環境Topクラスに返り咲いた。

 

概要

美猴のアナザーキャストらしい近接型のファイター。それに伴いSSとDSはともにファイターの中では最低クラスに短い(SSの射程はファイター中最下位)為、基本的には自分から敵に近付いて戦う必要がある。

DSは弾速が速く当たり判定も大きい。更に発生は全キャストでトップクラスに速い等、射程と描ける線の長さが短いことを除けばケチの付けようがないほど優秀。ただし近接型ではあるものの、硬直がシャリスや玉藻のように特別短い訳ではないので、攻撃を外したら普通に刺し返される点には注意が必要。

基本的な戦い方は「流転」を成長させて中盤から後半で巻き返す大器晩成型のキャストで、如何に早く「流転」を成長させられるかが勝負の鍵。そのため、兵士処理の効率の高さが求められる。また、撤退したら「流転」の効果がリセットされる関係上、リスク管理も同様に求められる。体力に余裕がない場合は無理して撤退するくらいなら早めに帰城しよう。

また、「流転」で火力がある程度補填される都合上、環境次第では色々なビルドで遊べるキャストでもあり、構築面での自由度や戦いの中で大聖を成長させるのはなかなか楽しく、そういった面でもおもしろいキャスト。アタッカー並みの速度で近付きDSでSMASH HITを出して敵キャストをキルした時の爽快感は他のキャストではなかなか味わえない大聖ならではの醍醐味である。

 

ビルド

今のトレンドはやはりシュアバルツと毒リンゴを採用したSR染めのビルド。中でも小刀・童話斬りと童話渡りの変装具を用いた速度盛りが最も主流で、次点で火仙槍や童話集等を用いたDS型のビルド。他にも赤本などを採用したビルドも稀に見かけることはあるが、やはりトレンドは毒リンゴ型の2種だろう。また、シュアバルツの採用で遮那やアリスの毒攻撃をほぼ無力化できる点も地味に強い。加えてMSはサモンタイプであれば何でもいいため、赤本採用時では使えなかった「和魂」を選択できるのも大きなポイント。

対面次第でそれぞれ使い分けていく感じがまるそう。

使い分けの主な基準は遠距離型とSSが強くないキャストには速度型、そうでない時とミラーがDS型といったところ。理由はSSが強いキャストに「如意棒」と「神通」が止められやすいことと、ミラーの場合は「吸命」がある方が中盤以降と巨人処理の点で優位に立てるから。対面が速度型だった場合は序盤キツイけどそこは気合。

まず速度盛りだが、スキル構成は「流転」「如意棒」「神通or断罪」MSは「和魂」。

「吸命」が強いので採用したかったが、「小刀」を採用している関係上育っても兵士が処理できず全然回復できないので素直に諦めましょう。

戦い方は、速度を活かして敵の懐に潜り込み、ダウンをとってその隙に「如意棒」で兵士を処理してガンガン有利を作っていくのが大聖の王道勝ちパターン。対面のキャストのビルドが解放される前に序盤からガンガン圧をかけて手前拠点を破壊したい。手前をとった後は中央に介入するか裏にまわって兵士を処理して少しでも奥拠点にダメージを与えていこう。もし自分が悠久門のレーンなら、奥の拠点が開くまでの間にさっさと敵の城まで走るのもあり。その際はしっかりと門が開くタイミングとミニマップで敵のキャストの位置を把握しておくこと。

まずこのビルドの強い点は、従来のビルドよりMPに余裕があり、且つ開幕から足が速いことである。過去にもいくつか速度盛りのビルドが流行った歴史はあるが、従来のビルドと違う点は「小刀」の効果で序盤からMPの上限がほぼカンストに近く、加えて毒リンゴのMP補助もあるためMPにかなり余裕があること。そして何より「開幕から足が速いこと」に大きな違いがある。大聖の弱点である序盤がかなり強化された点が従来のビルドよりも絶対的に強くなったところだ。また、もし仮に撤退しても「如意棒」で兵士の処理が可能なため、撤退後のリカバリーもある程度は効くところにもある。

このビルドにより、フックやメロウ、ツクヨミなどといった所謂遠距離型ファイター相手には明確に有利が取れるようになった。今まで苦戦を強いられたキャストに対してかなり勝ちやすくなったといえる。(それでも依然としてドルミはキツイままである・・・。)

しかし、一見最強ともいえるこのビルドも、実際は万人が使って楽に勝てるかと言われると答えはノーで、戦い方を知らなければ実は結構弱い上に、弱点もちゃんと存在する諸刃の剣の一面もある。

このビルドの弱い点は、まず単純に「吸命」が搭載できないこと。撤退したくない大聖にとって回復手段がなくなるのは大きな痛手である。一応、それを補えるだけの力はこのビルドに秘められてはいるが。

次にDS型と比べて火力が当然下がることであり、それに基づいて大聖がある程度育つまでは兵士処理が基本的に「如意棒」依存になることである。

まず使えばわかるのだが如意棒は発生も遅く、移動速度も中盤はそこまで速くないため、敵に見てから止められやすい。SSやDSの刺し込みが強いキャスト相手に正面から如意棒を振ると当然止められやすいため、基本横か裏に回らないとこのビルドの真価は発揮できない。そしてその関係上、撤退後は守りになるケースが多く、どうしても正面からのレーン戦になりやすい。そうなると頼みの「如意棒」が止められると兵士処理に時間がかかる上に、巨人までいるといよいよ兵士が止められなくなり、奥拠点が秒でなくなるリスクとは常に背中合わせである。

また、巨人に関しては大聖が育った終盤でも、状況によっては時間がかかることも少なくない。ましてや育っていない中盤の巨人はなかなかに重たく、手前を早く折ってしまったが故に自分のレーンに出た巨人に手こずり手前をあっさり取り返される。なんてことはよくある話であり、このビルドも例外ではない。一応「如意棒」があるため兵士を処理しながら巨人にダメージを負わせることは可能だが、ビルドでスキルの攻撃力が下がっていることと、元々如意棒はそこまで威力が高くないことも合わさって、スキルでの巨人処理は現実的には不可能に近い。無人レーンの場合はSSでの処理が可能だが、対面がいる場合はそれも難しい。そのため、結局は基本DSで処理することになるのだが、何度も言うように火力が低いためDS型よりも時間がかかる。

対処法は巨人の処理が難しいと感じたら、一旦巨人は「無視」して森を使うなどして裏に回り、兵士だけ処理して拠点が折れる時間を稼ぎ、タイミングを見て裏から巨人を攻める方法が無難。あとは味方に余裕がありそうなら早い段階から素直に助けを求めることも大切。助けてもらったら感謝の気持ちを持とう。

 

次に、DS型について。スキルは「流転」「吸命」「断罪」「和魂」

DS型は赤本採用時よりやや火力が劣るものの、MP面で余裕がある為「断罪」を回しやすく、拠点が折りやすいのはもちろん、速度バフも定期的にかけながら戦えるのでレーン戦に勝ちやすくなった点が魅力的。

※劣るとは言っても、育てばSMASH HITを出すだけの火力はある。←ココ重要

アシストも好みで選びやすい上に、火力と速度を両立しやすい点が使いやすい。また、シュアバルツで体力も増やしているため「火仙槍」を採用しやすい点も強い。

戦い方は従来のビルドとは特別変わらない。序盤からMPに余裕があるため「断罪」と「吸命」を用いて強気にガンガン行こう。強いていえば毒リンゴはレベルアップ時にMPが回復するため、経験値とMPは常に気にしておこう。くらいかな?

ちなみに「吸命」の使い方だが、一番強いのはもちろん兵士の横にでいわゆる「横吸命」。しかし対面がいる場合だとそれは難しい為、兵士6体くらいと対面のキャストも一緒に当てると有利が取りやすくておすすめ。

 

対策

上記でも書いたが足盛りにはとにかくダウンを取られて「如意棒」で好き放題される状況を避けたい。一見距離があるため安心していても、開幕からかなり足が速く一瞬で距離を詰められて硬直を取られる。なんてことも今の大聖なら十分にあり得るため、しっかりと大聖の動きを観察しよう。特に先振りばかりしていると、硬直を取られるのが関の山である。また、メロウやサンドのような非ダウンのSS等での相打ちは基本アド損なので極力避けよう。

また、大聖のSSは根本判定があるため兵士を壁にしていても、兵士の体力が少なかったりで根本で兵士が処理されると先端部分が当たってダウンを取られるため、兵士がいても気を抜かないこと。

「如意棒」は発生した瞬間に止めれば兵士処理もされず、加えて大聖側のMPはしっかりと消費されているので積極的に止めたい。もし回られても効果時間はそこまで長くなく、移動距離も短いため落ち着いて終わり際を狙えばいい。最悪当たってもフィーとは違いそこまで大きなダメージにはならないので、ダウンが取れる攻撃ならアドになりやすいため臆せず戦っていこう。後半の「神通」は育つとかなり脅威だが行動不能にさせれば解除できるため、狙える場合は積極的に狙うこと。

速度型の場合は巨人の処理がそこまで早くないため、巨人を利用して圧をかければ案外簡単に崩れてくれるため、積極的に巨人は利用していこう。

また、お互いがレベル5以降の時にWSを先に使うと重ねられてそのままキルまで持っていかれるため、WSのタイミングにも気を付けること。

 

 

まとめ

・しっかりと大聖側の動きを観察し、迂闊にダウンを取られないこと

・「如意棒」は最悪相打ちでもおk

・WSのタイミングに気を付けること

・SSの根本判定に気を付けること

 

長くなりましたがとりあえずはこんなところですかね。

本当はもっと細かい部分(刺し合いでの考え方やキャスト毎のレーン戦とか)も書いていきたいんですけど、それを書くと文字数がえらいことになるので、またそれはキャスト別で違う記事にまとめます。

また思いついたりしたら修正・加筆していきます。

もし万が一記載する情報に不備や誤りがあれば、コメント等でやさしく指摘してくださると幸いです。また、こういった考え方もあるんじゃない?とか、こういった行動・ビルドも強いよ!とかあればぜひ教えてください。

それでは!