wlw-lab

おぬしもひまよのう

リンの概要と対策(Ver.5.34C)

こんにちは。

概要と対策シリーズの5人目はリンについて書いていきたいと思います。

15日に1DAYトーナメントがあり、最後の告知コーナーでバランス調整が発表されましたが今回の調整ではリンは対象外ですね。

以前まとめた下の記事に詳しく書いていますが、今回のアップデートでは良くも悪くも環境が大きく変わることはなさそうです。

調整内容や各項目に対して筆者なりの考えを述べたりしてますので、よろしければそちらも参照してみてください。

 

www.wlw-lab.com

 

概要

DSでの兵士処理を基本とするファイターとは異なり、主にスキルで兵士処理を担う元祖スキル型ファイター。

スキルで兵士処理をする関係上、基本的にDS等の火力を盛らずに他のステータスを伸ばしたビルド構築ができるのがこのキャストの強み。

微増だがスキルによる体力回復もあるので一応自己完結しているキャスト。

 

DSはファイターとしては威力・弾速面で心元ないが、まったく使い物にならないかと言われればそうでもなく、描画距離が地味に長いことや弾速の遅さを逆に利用して敵のキャストに引っ掛けたりと意外に使える。レベル2で「らいんふれあ」が解放されるまでの繋ぎとしては十分に役目を果たせる。ちなみにヴァイスの「ラピッドブラスト」をもらえば兵士が一確できるため、バフを渡す価値はあるが無理をしてまで渡す必要はない。

 

SSはミクサアナザーらしく刺し込みに優秀なダウンSS。根本判定があるが基本威力は低目。射程に関しては近距離キャストより長く中距離キャストよりやや短いといったところ。シュネより長く玉藻より短い。のだが、SS射程を伸ばせるアシストカードを採用しやすく、基本的にどの環境でも射程が盛られていることが多いため、実際に対面する際はもう少し長い。

 

スキルは「はーとうぉーみんぐ」を除けばすべて攻撃スキル。「らいんふれあ」を外す選択肢は現状ありえないため、このスキルを確定枠として残り2枠でスキルを選ぶ形。

「はーとうぉーみんぐ」は使ったMP分以上に返ってくる上体力も徐々に回復できるのでレーン戦の安定感が増すため使いやすいが、このスキル単体では体力回復量は微々たるものなので過信は禁物。あくまでMP回復のおまけとして考えること。

 

レベル2で「らいんふれあ」が解放される都合上、序盤で兵士処理が完成されることがリンの最大の強み。

とはいえリンのスキルはどれも硬直が長く発生も遅いので、硬直に刺し込まれたり発生そのものを潰されやすい。そのため、対面がレベル2から兵士を一確してくる所謂2確環境になると苦戦を強いられやすい。

ゆえに手前拠点を先取した有利な展開は得意だが、逆に対面に距離を詰められる状況が苦手であるため一度押し込まれてしまうと巻き返すのに苦労しやすい。

それらを理由として、過去の2確環境だった際にリンのSSの射程が延ばされている。なおその環境が終わった現在でもリンのSS射程は伸びたまま。

また、これらの事情から巨人の処理もあまり得意な方ではない。

 

リンの得意戦術は、基本的には「ばーにんぐふれあ」を除けばどの攻撃も一撃毎のダメージは大きくないため、フックやコッペのように高火力DSで対面をシバきまくる豪快なレーン戦ではなく、素の足の速さと優秀なSSでダウンを奪い、その隙にスキルで兵士を処理してコツコツと有利を積み立てていく堅実寄りな戦術(キルが取れないわけではない)。

「ふれいむきゃんどる」や「ひーといんぱるす」はうまく使いこなせば手前拠点を先取した後の動きの自由度が非常に高くなるため、裏取りや他のレーンへの干渉が他のキャストより圧倒的にしやすくなる。

特に、手前拠点を先取した後にWSで敵城まで走り敵城に「きゃんどる」を設置して、対面のファイターや中央のアタッカーを半強制的に帰城させたりなど、敵を振り回す動きがかなり強力。

アシストの環境次第ではアタッカーでも手が付けられないほど足が速くなることもあり、一時は環境を支配することもあった。

キャストコンセプト上ヘイトを集めやすいキャストの1人。

 

なお、リンの課題の1つである巨人処理だが、基本的に今のリンならMSの「スプライトアート」を採用していることが多いため、ファーストクールが終わっているならそこまでの重労働ではないが、そうでない場合は先述の通り全体的に火力が低い為余程有利な状況でないとどうしてもリンには少し重たい。

「らいんふれあ」は兵士も一緒に処理できるため初心者は連射してしまいがちだが、火力が低いためMP効率が悪い。そのため、巨人処理の際は巨人への攻撃はDSの直撃を狙い、兵士が流れてきたら一緒に処理するといったやり方が基本。(「スプライトアート」を使用した場合は「らいんふれあ」でなくても良い)

対面が帰城するなどフリーになっている場合は巨人に近付き根本SSも併用すればMPの節約もできる。速さを重視するなら「きゃんどる」も設置して一緒に攻撃すれば時間の短縮を狙える。

「ひーといんぱるす」は巨人へのダメージがそこそこある上に当てたら巨人がダウンするため、巨人の攻撃を止めながら処理したいときは有効。

 

しかしながら、どのファイターにも共通していることだが、MPに余裕がなかったりレーン戦やレベル等状況次第でどうしても厳しい場面が出てくる。

巨人に対してとるべき行動は基本2つで、1つは自身で処理する。もう1つ味方の援護をもらうこと。特に2つ目の手段は戦況を選ぶが、悠久門のレーンならば手前を捨てて巨人の体力を削れるだけ削って残りは移動した先の味方に任せることも時には必要である。

仮に自身で処理をするならば、レベル5以降で且つ少しでも不安要素があるなら素直にWSを使って効率よく巨人を処理しよう。

このゲームにおいて巨人は数少ない逆転要素の1つで、如何に効率よく巨人を処理するかが勝敗を決めるといっても過言ではない。温存することで返って損害が大きくなり戦況が崩れてしまうより100倍マシなので、さっさと処理して敵の逆転の芽を摘もう。

 

対策

リン側はスキルで兵士処理をする関係上、距離をとるかこちらのダウンを奪おうとしてくるため、迂闊に兵士の前に出ないこと。

スキルの硬直が長いためどうしても刺し込みを狙って焦って攻めてしまいがちになるが、リン側はそんなこと百も承知なのであまり雑に攻めすぎるとフェイントで釣られて一方的にダウンを取られかねない。一方的にダウンを取られ続けるとあっという間に手前を取られてリンの勝ちパターンにハマってしまうため、大胆さも大切だが雑になりすぎないように。

とはいえ、必ずいつかはスキルで兵士処理をしなければいけないキャストなので、こちらの兵士が貯まってくればスキルを使わざるを得ない。すると、自ずと硬直を刺せる機会が必ず訪れるため、攻め時をじっくり伺おう。リン側がスキルを使えず、焦ってDSを書き始めたら有利を取れている兆候。

レベル1ではスキルがないためDSが主体になるが、射程こそ短いものの描画距離が意外と長く、油断していると引っかかる。特に近接型のファイターで前に出る際は気を付けること。

「らいんふれあ」が解放されてからは、迂闊に硬直を晒してくる場合は遠慮なく行きたいところだが、序盤などでこちらの火力も高くない内は相打ちはほどほどに。中途半端な相打ちはレベル3以降「はーとうぉーみんぐ」で立て直されてジリ貧になりやすいため、やるなら決めきるつもりで。

また、こちらが距離を詰めているときの「らいんふれあ」はほぼ確実に、「らいんふれあ」→DS→緊急回避のテンプレ行動をとってくるため、しっかりと行動を観察して落ち着いて硬直をとればそれほど苦戦はしない。

「いんぱるす」型のリンの時は起き攻めに気を付ける。

「きゃんどる」はツクヨミのような投擲DSなら簡単に破壊できるが、そうでない場合はSSの方が早いことも。また、ホルン系のMSならば一撃で壊せる。

リンは巨人処理が得意なキャストではないため、自身のレーンに巨人が出た場合は有効活用していこう。特に「スプライトアート」を採用していないリンはおそらく「いんぱるす」での処理を狙ってくるため、しっかりと圧をかけて好きにさせないように。

レベル6以降はリンのWR専用により、ダウン中のダメージが増える。特にWS中は一気にキルまで持っていかれる可能性もあるため、体力が少ない場合は気を付けること。

 

対策まとめ

・迂闊にダウンを取られない(DSの終わり際に注意)

・迂闊な硬直は狙い目

・硬直を狙う際はフェイントとキャンセルDSに注意

・巨人は有効活用しよう

 

こんなところでしょうか。

昔は結構使ってましたが、最近ではあまり使っていないので今回も敵視点寄りの記事になりました。(というかほとんどのキャストそうなんですけどね…w)

巨人処理の感覚とかは正直以前使っていた時の感覚で書いたので、もしかしたら今は多少違うかもしれません。まぁ、対面でも見ているのでそこまで大きく的外れってこともないと思いますけど…。

ちなみに昨日全国対戦に少し潜ってきましたが、上マッチも下マッチも環境についてはやはり変わっていないように感じました。まだ1日しかやってないのでアレですけど。

 

もし万が一記載する情報に不備や誤りがあれば、コメント等でやさしく指摘してくださると幸いです。また、こういった考え方もあるんじゃない?とか、こういった行動・ビルドも強いよ!とかあればぜひ教えてください。

それでは!